一日中それこそ24時間取引ができる強みを持つFX投資ですが、そうはいっても為替市場が特に活発になる時間帯は存在します。世界的規模で取引が活発なロンドン市場とニューヨーク市場が開いている時間、日本ではおよそ21時あたりから始まり午前2時頃まで続く時間に為替相場が活発に動いており、取引がやりやすくなるようです。相場が動くのはもちろん決まった時間帯だけでなく、各国GDPや政策金利といった経済指標の値が発表されることで為替相場の変動が大きくなる場合も多く、これは要注意です。
ですから経済指標の発表がされるのはいつなのか知っておくのがセオリーです。FX投資をすることで得た利益は課税の対象ですから確定申告が必要ですが、1年を通じて利益を出せなかった場合にはする必要はありません。
しかし、FX投資を続けるなら、利益が出なかったケースでも確定申告をする方がいいでしょう。
確定申告をしておけば、損失の繰越控除が使えますから、最も長くて3年間、損益を通算できます。
口座を新規で持つだけならFXに明るくなくてもできます。
申し込み画面の案内に従い操作するという簡単な手続きなので、パソコン初心者や投資初心者でもできます。
しかし、手軽にできる分、危険も大きいです。
どういった人でもFX口座を開設できてしまうので、全然予備知識を持たないで取引を始めてしまう人もいます。
さまざまな投資がありますが、そのひとつにFXがあり、FXで取引を行う上で強制ロスカットという必ず知っておかなければならないシステムがあります。増えすぎた含み損が、前もって定められた水準を超えた場合、自分の意思に関係なく強制的に決済が行われるという仕組みです。
ただし、強制的なロスカットが行われる水準に近づくとマージンコールというものが発せられて教えてくれるので証拠金を追加で入金すれば不本意な強制ロスカットを回避することもできます。
また、強制ロスカットが執行される証拠金維持率はFX業者が違えば証拠金維持率も異なるので覚えておく必要があります。
ところで、FX投資を行うことにより年間20万円を超える利益を出せた場合は、必ず確定申告をしておきましょう。
その申告の時に、FX運用を行う上で必要な諸々の必要経費分はもちろん利益分からはマイナスしておけることになっています。また、思ったように利益を増やせなかった時でも、確定申告はしておきましょう。
申告しておくと、翌3年にわたって損失の分を繰り越していける決まりがありますから、この先々において損失が利益に転じる展望を持っているのなら、やはり確定申告はしておくべきでしょう。流行りのFX投資ですが、これで利益を出すことができたら当然その分税金がかかってきますので、「知らずに脱税してしまった」などということのないよう細心の注意を払っておきましょう。多額の利益をFX投資で得ることができたのにそれを申告しなかったり忘れてしまう人もいて中には、詳しく税務署に調査された挙句、追加で税金を課された人もいるのです。
具体的には20万円より多い利益を出せることができた時には、確定申告を忘れてはいけません。
昨今では、システムトレードで外国為替証拠金取引を行う人が多くなっているようです。
外国為替証拠金取引では、買った外貨が突然、大きく下落するとビックリしてしまい、上手に損切りを行えないことがあります。
少しでも損失を小さくして済ませたいという思いが損切の機会を捉え損ねさせてしまうのです。
FX投資で大きな利益をあげた主婦も存在しますが、主婦の中には、逆に大損により家庭崩壊した人も少なくありません。
FX投資においては、レバレッジが使用できるので、利益として大きなものが得られますが、反対に損をする際も大きくなってしまうのです。
誰にも言わずに、隠れてFX投資をしたり、本当に大切なお金までつぎ込まないように心してください。
少なくレバレッジを設定して、投資をする際には、慎重さを持つことをお勧めします。